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Practical Example

Docker ComposeでDBとAPIを立てる
小規模WebサービスのVPS選び

FastAPIやNode.jsのAPIサーバーとPostgreSQLをDocker Composeでまとめて立てる、 小規模Webサービスを例にします。実際にどのくらいのメモリが必要か、2GBで足りるのか、 4GBにしたほうがよいのかを具体的に考えます。

想定する構成

ここでは、APIサーバー1つ、DB1つ、必要ならNginxかCaddyを1つ置く構成を想定します。 いわゆるMVPや小規模な社内ツール、予約フォーム、会員制サイトの初期構成に近いです。

services: app: build: . ports: - "8000:8000" db: image: postgres:16 volumes: - db-data:/var/lib/postgresql/data web: image: nginx:alpine ports: - "80:80" volumes: db-data:

実際には Redis やワーカーを足すこともありますが、まずはこの最小構成で考えると必要スペックが分かりやすいです。

2GBで足りるか

結論から言うと、2GBでも動くケースはあります。ただし、Dockerデーモン、 APIアプリ、PostgreSQL、OSのキャッシュを全部同居させるので、余裕はかなり少なめです。

  • アクセスが少ないMVPや社内ツールなら2GBでも始められます。
  • DBのメモリ使用量が増えると、すぐに窮屈になります。
  • CIや追加コンテナを同居させるなら、2GBは厳しくなりやすいです。

個人開発の初期リリースなら2GBから始めて、監視しながら4GBへ上げる考え方は十分現実的です。

最初から4GBを選ぶと安心なケース

小規模でも、管理画面、バッチ処理、画像処理、メール送信、監視エージェントなどが入ると コンテナ数は増えます。そうなると4GBの安心感がかなり大きいです。

2GB向き

個人開発のMVP、少人数利用、API + DBだけの最小構成。

4GB向き

管理画面あり、バッチあり、複数コンテナあり、本番公開前提。

8GB以上向き

DB負荷が高い、Redis併用、大きめの本番運用。

CPUより先にメモリを見る

この構成では、最初に不足しやすいのはCPUよりメモリです。APIの処理が重くない限り、 小規模サービスでは2〜3 vCPUでも足りることが多いです。一方でメモリ不足はコンテナ再起動や 体感速度の低下につながりやすいので、まずはメモリ帯で比較するほうが失敗しにくいです。

ディスクはSSD/NVMeと容量の両方を見る

DBを同居させるなら、ストレージ性能も大事です。ログ、DBデータ、Dockerイメージ、 バックアップを考えると、50GBより100GBあるほうがかなり安心です。

  • MVPでも 50GB は早めに埋まることがあります。
  • DBを持つなら 100GB 以上あると運用しやすいです。
  • NVMe表記があるプランは、体感の安心感が高いです。

このケースならどんなVPSを選ぶか

日本向けの小規模Webサービスなら、国内リージョン、2GB〜4GB、できればNVMe SSD、 将来的に8GB以上へ素直に拡張できるサービスがおすすめです。初期費用を抑えたいなら2GB、 本番で最初から安定性を取りたいなら4GBから見るのが分かりやすいです。

比較一覧で候補を絞るなら

まず国内VPSに絞り、最小メモリを2GB以上にして、価格順または人気順で並べると候補を探しやすいです。 そのあと詳細ページでプランの伸び方を見れば、2GBから始めるか4GBから始めるか判断しやすくなります。

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